人前で話す方に多いのが「面白い話ができない」という悩みです。
仕事でもプライベートでも、話が面白い人は信用が得やすいため、とても有利になります。
しかし、「マジメだから面白い話ができない」「面白い話なんてなかなか思いつかない」という方も多いと思います。
そこで、今回は普通の話を面白い話に変える方法をまとめました。
気づいたら誰も自分の話を聞いてくれない!と悩んでいる方はぜひ一読してみてください。
自分では面白いと思って人に話したけれど、全くウケなかった・・・
という経験は誰にでもあると思います。
その原因は、話そのものではなく、話し方にある場合が多いです。
世界最大の講演会であるTEDの有名スピーチの1つに、「テーマが無いのに中身があるように話す」というものがあります。
上の動画を見ていただくと、中身の無いスピーチが観客を魅了し大盛り上がりのスピーチになっていることが分かります。
つまり、面白い話に重要なのは面白いネタではなく、面白い話し方なのです。
それでは、どのような話し方をすれば話が面白くなる話し方ができるかを見ていきましょう。
自分でウケない
1つ目は「自分でウケながら話さない」。
自分で面白いと思って1人で笑い声を上げながら話さないようにするのがポイントです。
お笑い番組を見ると分かりますが、芸人がボケるときに笑いながらボケていません。
予想を裏切る
ドラマや小説のストーリーがグッと引き締まる理由の1つとして、「予想を裏切る」というものがあります。
人間は頭の中で自然と先の展開を予想してしまいますが、その通りの展開にストーリーが進んでしまうと面白さが半減します。
例えば、敵が世界を荒らしているところに正義の味方が現れて、そのまま敵を倒して終わりだと楽しめません。
最初は敵に全くかなわないのに、仲間の協力やいろんな工夫の末に敵をやっとの思いで倒すところに観客は感動します。
そう言った予想を裏切る話の作り方として、話を最初に少しずらすのがポイントです。
最初に頭に思い付くことは他の人も同じように考え付きがちですが、少しだけずらしたストーリー展開にすることで、グッと締まった話に変わります。
強弱を意識する
いきなり話の間やテンポ、トーンをガラッと変えることは難しいですが、今すぐできるのが「強弱を意識する」ことです。
重要なことを話す時は声を大きく、ジェスチャーを交える。
それ以外は抑えめの声で話す。
そう言った強弱を意識することで、相手は話に興味を持って耳を傾けてくれるようになります。
いかがでしたか?
ビジネスでは、大爆笑を取るのではなく、いかに「面白い話だから聞かないと損だ」と思ってもらうかが重要になります。
そう言った話に大切な要素は、面白いネタではなく話し方です。
・自分でウケない
・予想を裏切る
・強弱を意識する
以上の3つの話し方に気をつけて、話のストーリーを考えてみてください。
きっと何気ない話が面白い話に変わりますよ。